文字の起こし方
文字の起こし方は3種類。いろんな場面で活用ができます。
ケバ取り
素起こし
整文
読みやすくするために不要な言葉を削除します。文の 修正、加筆はしません。
- 起こし方
- 以下の不要な言葉を削除し、読みやすくします。言葉を取るだけで、修正、加筆はしません。
◇口ぐせ…「やっぱり」「つまり」「実は」などの意味がないと思われる場合。
◇言いよどみ…「あの」「えっと」など。
◇重複発言の削除…ひとつのセンテンス、もしくはその前後に重複して出てくる言葉。
◇重複語…「まず第一に」→「第一に」または「まず」
◇その他…:相づち、オウム返し。
- 対象コース
- 全コース
- 料金
- 基本料金のみ
発言をそのまま、起こします。研究用データ、裁判の記録としてご利用ください。
- 起こし方
- 言い間違い、口ぐせ、言いよどみ等、発言通りに起こします。 発言中に割り込んでくる相づちは重要でない限り文字に起こしません。
- 対象コース
- 全コース
- 料金
- 基本料金より10%割増
読みやすくするために、最小必要限度の加筆、修正を行います。また、わかりづらい文章を加筆、修正し、方言、極端な話言葉を書き言葉に修正します。
- 起こし方
- その場の雰囲気をなるべく残しながら、以下の通りに文章を整えます。
●ケバは削除します。 ●意味のない冗長表現は削除します。●「こと」「もの」「という」「における」など意味を持たない言葉は、可能であれば削除します。また、その場の雰囲気で合わない場合は、削除しないこともあります。「……ということです」→「……です」 ●倒置を修正します。●方言を一部修正します。●離れてわかりづらい修飾・被修飾を整理します。●要望により、話し言葉を書き言葉である「です」「ます」調に統一します。●極端な話し言葉を書き言葉に改めます。●意味がわかりづらい文章を最低限の加筆、修正で読みやすくします。
<文字数指定>上記の起こし方に加えて、文字数の削減幅に応じて、次の修正を行います。
●できるだけ断言の表現にします。 ●重複した言葉・文章を減らします。●必要に応じて、意味が同じ短い言葉・文章に変えます●必要に応じて、例え表現を減らす、または、なくします。
<ケバ取り添付>●要望により、ケバ取りのデータを同時に納品します。参考資料としてご利用ください。
- 対象コース
- ●全コース
- 料金
- 標準コースの20%割増(192円/分〜)。文字数指定の場合は30%割増(208円/分〜)ケバ取りのファイル添付の場合は40%割増
話者名表記について
数字
記号
書式
- 話者名表記について
- ●話者名は、固有名詞、またはアルファベットなどで発言の先頭に表記します。ご希望の表記がございましたら、ご依頼時に窓口まで連絡ください。特にご要望がない場合は、A:、B:、C:……で表記します。
●標準コースは4名まで無料で表記します。話者が5〜6名までは5%割増、7〜8名までは10%割増となります。
●司会者の指名により、または本人が発言の前に名乗り、話者の特定が不要な場合は、5名以上の話者でもオプション料金は不要となります(簡易コース除く)。
●話者名の表記が不要な場合は5%割引となります。その場合、話者が変わったことがわかるように、発言と発言の間に1行空けます。
●ご依頼の際に、5名以上の話者の場合、人数をお知らせいただきますようお願いいたします。人数の申し出がなかった場合、見積り時に10%割増のオプションを付け、納品時に正確な人数に修正させていただきます。
- 数字
- ●横書きは 算用数字を使い、4桁ごとに単位語(兆、億、万)を使います。
●縦書きは漢数字を使い、単位語(十、百、千、万、億、兆)を使います。
- 記号
- ●感嘆符「 !」、疑問符「?」は使用しません。
●(笑)、(拍手)は使用します。
●3点リーダ「……」ダーシ「――」はそれぞれ必要に応じて使用します。
※「……」は、他者が割って入って、発言が途切れた時に使用します。
※「……。」は、発言が途中で終わった場合や余韻を表現する場合に使用します。
※「――」は、話の途中での話題の切替え、意味を補足する時などに使用します。
- 書式
- 縦書き:A4横 文字方向:40字 × 36行 文字サイズ:10.5pt:数字:漢数字
横書き:A4縦 文字方向:40字 × 36行 文字サイズ:10.5pt:数字:算用数字
- 不明箇所があった場合
- 音声の読み取りができなかった場合、「●●●」で表記し、タイムコードをつけます。また、読み取りに自信がない場合は、ひらがな、もしくはカタカナ、または赤字で表記し下線を引き、タイムコードをつけます。